デザイナーとして稼ぐなんて無理なんじゃないか…

デザイナーとして稼ぐなんて無理なんじゃないか・・・

独立を果たしたのに、一向に売上が上がらず、ただ忙しいだけ。
いっそ、サラリーマンのままでいたかった!!

そんなふうに諦めかけていた私が、月商7桁の売上を上げるようになった軌跡をご紹介します。

 

フリーランスになって
スタートからつまづきました…

デザイナーがフリーランスになる時は、多くはもといた事務所から仕事をもらえる状態、または顧客を持った状態で独立していきます。

ですが、私の場合は体を壊しての急な退職だったこともあり、顧客まったくを持たずしての独立してしまったのです。

それでも、当時の私は全くもって呑気・・・

「いいものを創り続ければ、必ず仕事は入ってくる!!」

そう信じていたのです。

しかし、世間はそんなに甘いものではありませんでした。

リーマンショックや東日本大震災後の不景気の影響もあり、企業の広告費は削られる一方。
口コミはおろか、あてにしていた紹介先の仕事ももらえなくなりました。

 

働いても働いてもお金がない…

フリーランスとなり、仕事は自分で取ってこなければいけなくなりました。
しかし、今までサラリーマンデザイナーだった私には、営業経験がほとんどありません。

交流会に参加しても、なかなか仕事が取れない。

生活費の足りない分はインターネットのコンペサイトに応募し、その当選報酬でなんとか生計を立てていました。

しかし、コンペサイトの当選確率は約2割。
これは5件応募して1件の採用ということ。
つまり、5日作り続けて1件採用。残り4日は無駄骨となるのです。

毎日毎日、当選するかわからないコンペの作品を制作し、精神的に擦り切れ、それが作品にも現れてしまい、さらに不採用を重ねる始末。

毎日とても忙しくしている割には豊かになることはなく、逆に、常につきまとう収入の不安。

 

働いても働いても、お金がない・・・
いつまでこんな生活が続くのか・・・

 

暗中模索を繰り返す中、ふと・・・

「自分の強みとはなんだろう・・・」
「強みがないから、仕事がうまくいかないのでは??」

そんな思いに駆られました。

 

そして数日後、あるFacebook広告が目に止まったのです。

「あなただけの独自のウリを創り出す」

 

それが、現在のビジネスの師  USPプロデューサー 鉾立由紀さんと「USP」というマーケティング理論との出会いでした。

 

これだ!と思いました。

いつまで「下請けの仕事」をやり続けますか?

鉾立さんから言われたこの一言が、私にカナヅチで頭を殴るような衝撃を与えました。

当時の私はフリーランスのデザイナーは「下請けで仕事をするのが当たり前」。
クライアントから依頼されるがままに、クライアントが望む制作物を仕上げるのが仕事。それ以上の価値を提供できるのは、一握りの有名デザイナーだけだと思っていたからです。

ですが、鉾立さんとの個別相談でマーケティングが現代社会において、個人で働く私達フリーランサーにとって、どれ程重要でどれほど効果的かに気がついたのです!

正しいマーケティングの知識を身につけることで、自分の価値を正しくお客様に伝えることができたら、ビジネスの可能性は無限大に広がります。

まったく新しい『売上が上がる商品』だって創り出すことができる。

それが可能ならば、私と同じく、実力があるのに売上が上がらず苦労しているフリーランサーを救えるのでは?!

「これからすべきこと」をはっきり理解することができた私は、「USP=お客様から選ばれる理由」「お客様を迷わせない導線」をデザインとして組み込んだ、売上があがるデザイン=セールスデザインのメソッドを確立させました。

 

単価を20倍にしても売れる商品が完成!

セールスデザインを真っ先に活用したのが「ツカミの名刺」でした。

名刺はビジネスパーソンなら必須のアイテム。
交流会に行って名刺交換するたびに、「名刺で仕事が取れるんですか?!どうやって??」「私の名刺も見てもらえませんか?」と、私の前に名刺交換の行列ができるようになったのです。

そして、
名刺の価格を両面8,000円から10万円に上げても、「お願いします!」と発注が入ってきたのです。
一度価格変更をして、今では15万円ですが、それでもご依頼が絶えません。

もちろん、この価格で「ただ名刺を創る」ことはしていません。
以前と違うのは、お客様の望みを叶えるのではなく、セールスデザインで、お客様が望むさらに「ナナメ上を行く」提案と成果をご提供すること。

セールスデザインをお客様にご提案し、お客様の成果に変えることできる。
それが私の本当の価値=USPなのです。

 

稼ぐためには立ち位置を変えないとダメだ!

この経験から、私は「お客様のリクエストを叶えるだけの下請けではダメなんだ」ということに気づきました。

たとえ、いい仕事をしていても、それが下請けであれば稼ぎに限界はある。
本当の価値を提供し、正当な対価を手に入れたければ、下請けではない立ち位置を手にいれなければならないということです。

USP創造のスキルを手にいれたことで、自分の本当の価値を創り出し提供できるようになりました。

 

さすがですね!それでお願いします!!と言われるように。

USPを学んでから、交流会での反応がまったく違うようになりました。
「私の名刺の相談に乗ってください!」「この商品どうやって売っていけばいいでしょう?」など、向こうから相談が来るようになりました。

それまでは、「安くするのでチラシ作ってみませんか?」などと言っていたのに、逆に向こうからお願いされるようになったのです。

下請けの時は「この内容は良くないんじゃないか…」と思いつつも、それをクライアントには言えないでいました。今は「こうした方がいいですよ?」と提案すると、「さすがですね!それでお願いします!!」と言われます。

そんなやりとりを繰り返していくと、「名刺のことなら小島さんに聞くといいよ!!」「売れるデザインは小島さんだよ!」と周りがどんどん勧めてくれるようになり、名刺の仕事だけで、月商7桁を稼ぎ出すようになっていました。

独立当初の「仕事とらなきゃ…でも取ったら作らなきゃ…」という状態から大きく変わり、単価が上がった分、クライアント(受講生)さんとじっくり向き合え、成果も出しやすくなりました。感謝されることも多くなり、やりがいもどんどん増していきました。

名刺交換で仕事を取りたいという人にオススメ

ツカミの名刺は、頑張って営業をしているのに、仕事には自信があるのに、イマイチうまくいかない…と、頑張っている人に使っていただきたいです。

自分の価値創り上げ、それを必要としているお客様に伝えることができれば、
確実に選んでいただける。

名刺を最強の営業マンにしたい!!
営業をもっとラクなものにしたい!!

そんな前向きで諦めない人を応援する名刺です。

ツカミの名刺は、ただ私が名刺を作って「はい!」と渡すものではありません。
名刺は使うご本人が「使いこなす」ことが大切だと考えています。
そのために「名刺講座」という形をとって、ビジネスの軸づくりからお手伝いしています。