フリーランスのための仕事が取れる『名刺7つ道具』

こんにちは!
100枚配って30件仕事を取る「ツカミの名刺」。

セールスデザイナー 小島佳子です

この記事は、

✔︎名刺交換をしても仕事につながらない。
✔︎営業が苦手、または売り込むことが苦手。
✔︎ライバルとの違いを明確に伝えられない。

こんなお悩みを抱えた、フリーランス・個人経営者の方に、
名刺で仕事を取ってくる「仕組み」と「仕掛け」を解説しています。

フリーランスが持つべき名刺は「仕事が取れる」名刺

フリーランスとなり自分の名刺が必要になったとき、
あなたはどんな名刺を作りましたか?

キレイでカッコいい名刺?
自己紹介や商品紹介をたくさん入れた名刺?

そんなあなたに質問です。

その名刺で、あなたは仕事を取ることができていますか?

せっかく作った名刺も、ただ渡すだけ・・・になっていたとしたら、それは名刺を使いこなせていない!ということ。

なぜなら、名刺はただ渡すものではありません!
名刺交換の場は、挨拶ではなく、次のアポを取る場所なのです。

なのに、

× シンプルな名刺が好きだから、名前と連絡先しか入れていません。
× どうせ捨てられるものだから、手はかけません。
× どうやって名刺を作ればいいのかわからないので、デザイナーに丸投げしています。

これでは、せっかく作った名刺も成果が上がらない、ただの「お名前カード」となります。

「営業が大好き!得意です!!」

あなたがそんな方であれば、この先読んでいただかなくてもけっこうです。

しかし、

✔︎営業が苦手。売り込みが苦手。
✔︎他者との差別化が言えない。
✔︎自分や商品の良さを伝えられない。
✔︎お客様から比較される。選ばれない。

こんなお悩みを抱えたフリーランス・個人経営者の方なら、

名刺交換で仕事が取れる。
名刺があなたより雄弁にあなたを語ってくれる。

そんなツカミの名刺を手に入れて欲しいのです。

 

なぜツカミの名刺が生まれたのか

ツカミの名刺は、営業経験がまったくない状態でフリーランスになり、交流会に参加しても仕事につなげられなかった私自身の苦い経験から生まれました。

デザイン事務所を退職した私は、フリーランスのデザイナーとして、気合いを入れてカッコいい自分の名刺とパンフレット作り、交流会に参加しました。

しかし・・・

自分の商品の良さを伝えられない。
他のデザイナーと比べられ、自分の強みも言えない。
挙句に逆に相手から売り込まれる。

そんな苦い経験ばかり・・・

 

どうしたら交流会で仕事が取れるようになるのか?
どうしたらもっとラクに仕事が取れるようになるのか?

 

その解決策として、「名刺に語らせる」ということを思いつき、創り上げたのがツカミの名刺です。

そして、私自身が実践し改良を重ね、そして月商7桁を達成したツカミの名刺を
以前の私と同じようなお悩みを抱えた、

✔︎営業が苦手。
✔︎交流会に参加しても成果につながらない
✔︎名刺の作り方がわからない。

そんなフリーランス・個人経営者のお役に立つべく、
『フリーランスの仕事が取れる名刺の7つ道具』を詳しく解説していきたいと思います。

 

なぜ私がツカミの名刺を提案するのか?

それは私自身が、雇われデザイナーからフリーランスになり、営業経験がまったく状態から交流会に参加して仕事を得ることにとても苦労したから。

交流会に出ても伝わらない・仕事が取れない・・・

 

そんな経験の中で、ビジネスの師と出会い、ビジネスを学ぶ機会を得て、
そこで出会ったのが、累計5000万円を売り上げた伝説の名刺でした。

私はその伝説の名刺の仕事を取れる仕組みをマーケティングの視点で解析・研究しました。
そしてさらにグラフィックデザイナーとしてブラッシュアップして創り上げたのがツカミの名刺なのです。

ツカミの名刺リリース以来、1年間で約250人のフリーランサー・個人経営者の名刺の相談にのり、ツカミの名刺ユーザーから月商7桁達成者も輩出しています。

 

早いほど成果につながるツカミの名刺

反応が良くないとわかっている名刺を、あなたはいつまで配り続けますか?

まだ残っているから・・・

そう思って配り続けることほど、もったいないことはありません。

なぜなら、そのタイミングで仕事がとれるツカミの名刺を配っていたら、今頃あなたの周りには「詳しくお話しを聞かせてください!」と言っていただけるお客様に囲まれていたかも。

成果の上がらない名刺を使い続けているだけで、チャンスロス!
交流会で仕事が取れない「働かない名刺」ではなく、あなたの代わりに仕事を取ってくる名刺に仕事をさせてあげましょう!

 

また、ツカミの名刺は「育てる名刺」です。
最強の営業マンは一夜にして育たないのと同様に、
ツカミの名刺も作る→配る→成果を検証→修正→配る・・・
それを繰り返し、育て上げることが大切なのです。

そのためにも、早くツカミの名刺を創り、育てて行くことが肝心なのです!

 

フリーランスの仕事が取れる名刺7つ道具とは?

■仕事が取れる名刺 7つ道具
1)たった一人の最高のお客様ペルソナ
2)お客様から選ばれる理由USP
3)迷わず・悩まず・考えずにお客様がやって来る顧客動線
4)3秒でお客様の心をツカむ自己紹介セルフプロモーション
5)信頼のプロフィール写真
6)名刺は自分で作れる!だからパソコンを用意しよう!
7)最後の仕上げはプロにお願い!印刷業者を利用しよう!

このページでは、100枚配って30件の仕事が取れるツカミの名刺を構成する要素を7つ道具としてご紹介します。
要素を分解して、一つ一つ創り上げることで、誰でも再現できるようになっています。

a

(1)たった一人の最高のお客様『ペルソナ』

真っ先にお客様を7つ道具の数えるのは心苦しいのですが、「一体誰のための名刺なのか」お客様「設定」しなければ何も創ることができません。

お客様、ターゲット、ペルソナ・・・言われ方はいろいろですが、つまりは「あなたのお客様は誰ですか?」ということ。

 

 お客様設定でよくある失敗 

×お客様を絞り切れていない。

例えば、「30代の働く女性」では広すぎるのです。
なぜなら、31歳と39歳では、趣味・趣向って違うと思いませんか?
生活環境も違えば、抱えている悩みや問題も違うでしょう。

ペルソナの設定は、この後『どう伝えるのか』というコトに大きく関わってきます。
なので、ペルソナを絞れないということは『伝わるように伝えられない』ということになるのです。

 

×好きではないお客様を設定している。

いわゆる「お金は払ってくれるんだけど・・・」というお客様。

多くの方は「お金を払ってくれる人」が自分にとって良いお客様だと思い込んでいます。
もちろん、お金を払ってくれることはとてもありがたいこと。
でも、「お金を払ってくれるから、多少のことは目をつぶろう・・・」そう思ってませんか?

もし、そんなお客様をペルソナに設定したとして、これからあなたはそんなお客様が自分の周りに集まるように集客します。
気がついたら、そのお客様に毎日囲まれている。
その状態を想像して、少しでも「ヤダな」と感じたら、そのお客様をペルソナに設定すべきではないのです。

 

 最高のお客様は創り上げるもの 

サラリーマンとは違い、全ての責任を負わなければいけないフリーランスだからこそ、好きになれないお客様に自分の大切な時間を割くことはありません。

最初から、自分が毎日お付き合いしても良いと思えるくらい大好きなお客様、たった一人をペルソナに設定すればいいのです。
そしてそのペルソナが確実に「その商品欲しい!!」と言ってくれるように伝えればいいのです。

そんなお客様は実在しない??

だったら妄想で構いません。
自分の好きなようにキャラクターセッティングしてみてください。

b

(2)お客様から選ばれる理由『USP』

USPという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
巷では「独自のウリ・強み」と訳されていることが多いですね。

USPとは、1940年代にアメリカで提唱されたマーケティング理論です。
正しくは、Unique Selling Proposition と言います。

売れる商品には、必ずUSPがある。
商品を売りたければ、USPがなければならない。

USPとは、Unique(固有の) Selling(売り上げ) Proposition(提案)です。

そう!提案!!

「独自のウリ・強み」というと、多くの方は

✔︎自分が持つ資格・スキル
✔︎商品やサービスの品質

を言われますが、じつはそうではない!!

自分が持つ資格・スキル・商品やサービスの品質をもって、

あなたお客様に何を提案できますか?何をお約束しますか??

しかも、あなたしかしない・できない提案が本来のUSPとなります。

 

 USPを創り上げよう! 

USPとは見つけるものではなく、創り上げるものです。
そして、それは「あなたがやりたい」ことからではなく、「お客様のどんな問題」にアプローチするのか・・・

まずは、お客様が持つ悩み・問題・不満・イライラを見つけて、そこからあなた独自の解決策を創り上げます。

■USPを創ってみよう!
1)お客様が持つ悩み・問題・不満・イライラを100個書き出す
2)書き出した悩み・問題・不満・イライラからあなたが解決することを決める
3)文章化してみる
  ◯◯◯を△△△させる、☆☆☆(〜を、〜させる、は適宜変更可)
◯◯◯=お客様の悩み・問題・不満・イライラ
△△△=解決された状態
☆☆☆=肩書き、名前、商品名など

0

(3)迷わず・悩まず・考えずにお客様がやって来る『顧客動線』

例えばあなたにどうしても欲しいものがあり、それを買うためにあるwebサイトを訪れたとします。
ですが、どこに売っているのかわからない。
売っている場所がわかっても、どうやって購入すればいいかわからない。

そんな時、あなたはどうしますか?

もし、欲しいものがそのサイトにしか売っていなものなら、サポートセンターに問い合わせるなどの手間をかけるでしょう。
ですが、その前に他でも買えないか探しませんか?
そして、それが他のサイトでも買えるとなったら、そこで注文しませんか??

例えば、あなたが誰かと名刺交換をしたとして、後日その名刺交換をした相手のwebサイトを見て見たら、なんだかイメージが違ちがっていた!!となったら、あなたはどう思いますか??
「怪しい・・・」「おかしい・・・」そう思いませんか?

つまり、お客様もあなたの商品を欲しいと思った時、
購入までの過程で迷ったり、悩んだり、考えたりした段階でもう買おうとは思わないのです。

だからこそ、お客様にどう行動して欲しいのか「動線」をしっかり構築する必要があるのです。

 

 名刺からの動線とは? 

もちろん、名刺づくりでも顧客動線は考えます。

ツカミの名刺の顧客動線は3本。
ただし、3本の動線を同じに扱うのではなく、優先順位をはっきり決めます。

1)今すぐ話を聞きたい!と言わせて、次のアポを取る

ツカミの名刺は、名刺を渡した相手から

「これってどういうことですか?!詳しい話を聞かせてください!」

と、言ってもらうことを目的としています。
なので、交流会に参加されるときは、そう言われてすぐに次の約束を決められるように、スケジュールを確保しておきましょう。

2)さらに詳しく知れるサイトと検索ワードを準備する

今はなんでもGoogle検索する時代。
名刺交換をして次の約束が取れたとしても、その後まったくあなたのことを調べない方はいません。
逆に、検索でヒットしない・・・そんな相手の商品を買いたいと思うでしょうか?

答えはNo!ですよね。

お客様がさらに詳しくあなたを知れるwebサイトやブログを準備しておきましょう。
そして、そこにたどり着ける『検索ワード』もこちらで準備しておくのが親切ですよね!^ ^

3)最低限の個人情報は必要です

連絡先などの個人情報は、ツカミの名刺では優先順位はもっとも低いですが、名刺の体裁と信用を保つためには記載が必要です。
ですが、特に女性は個人情報を載せることに抵抗があると思います。安全のためにとメールアドレスしか記載しない方がいらっしゃいますが、仕事を取るための名刺では、それはNGです。

なぜなら、人はメールアドレスだけの名刺を見て信用する人は少ないから。

あなたも、メールアドレスだけの名刺と、住所・電話・メールアドレスがある名刺と、どちらを信用しますか?
答えは明白ですよね!

もちろん、個人情報を載せる訳ですから安全にも配慮したい。
なので私は、すべて載せるのが難しければ住所は途中まで(◯◯区◯◯←町名)で良いと思っています。

電話については、携帯番号が載っていればいいと思います。
名刺は基本的には「交換」するもの。なので相手の個人情報をいただくことも多いので、迷惑電話などは少ないかと思います。

※ちなみに、私は一度も迷惑電話が掛かってきたことはありません。

 SNSのQRコードは載せないの? 

ツカミの名刺では、SNSのQRコードを載せることはオススメしません。

理由は3つ。

1)動線がたくさんあるとお客様が迷い、結局どこにもたどり着かない。
2)SNSも名刺も「入口」にすぎない。入口に入口の動線を貼るのはナンセンス!
3)QRコードはパソコンでは使えない。だからスマホでもパソコンでも使える『検索ワード』が有効。

d

(4)3秒でお客様を惹きつける自己紹介『セルフプロモーション』

セルフプロモーションとは
3秒で共感され、15秒で仕事が取れる仕組みと仕掛け。

簡単に言うと、自己紹介や商品紹介です。

 

 自分の自己紹介が言えますか? 

多くの方はこの問いに「できます!」と答えられると思いますが、果たして、その自己紹介は「お客様が知りたい内容」なのでしょうか?お客様が「聞きたい!!」と思う自己紹介でしょうか?

私にはこんなスキルがあります!
この商品はこんなコトができるのです!!

多くの方がこのように「自分の言いたいこと」を伝えようとしているのですが、それが「お客様の知りたいこと」とは限らないのです。

では、ではお客様が知りたいこととは何でしょう??

それを考えるには、まずはお客様が何にお金を払うのかを知る必要があります。

 

 あなたはなぜお金を払いますか? 

なぜお客様がお金を払うのか?
それを考えるには、まず自分に置き換えて考えてみるとわかりやすいです。

なぜあなたは商品やサービスにお金を払いますか?

商品なり、サービスなりをなぜ「買おう!」と思うのでしょう??

自分に必要だから・・・
欲しいと思ったから・・・

これでは30点!!
その先の「なぜ?」に本当の答えがあります。

なぜ必要なのでしょう?
なぜ欲しいと思うのでしょう??

この問いを深掘りしていくと、
自分が抱える問題・悩み・欲望を解決するために商品・サービスを買っていることに気がつくはずです。

お客様も同じ。
あなたの商品を買うのは、その商品でお客様の問題・悩み・欲望が解決できるから。

つまり、
お客様が知りたいことは、「あなたの商品で私に何のトクがあるの?」なのです!!

 

 

 お客様が知りたい4つのポイント 

以下は、お客様が知りたい4つのポイントです。
さっそく書き出してみましょう!!

<1>あなたは何屋さんですか?
<2>お客様があなたから得られるものはなんですか?
<3>お客様があなたを選ぶべき理由はなんですか?
<4>商品・サービスの詳細はどこで知れますか?

 

 セルフプロモーションを作ってみよう! 

セルフプロモーションとは
『3秒で共感され、15秒で仕事が取れる仕組みと仕掛け』でしたね?

では上記の4つのポイントえお踏まえ、まずは「言って30秒の自己紹介にまとめる」にチャレンジしてみてください。

注意すべきはボリュームです。
せっかくの自己紹介も、30秒以上では人は最後までちゃんと聞いてはくれません。
それに、名刺に載せるにも情報量が多すぎるのです。

小さな紙面に文字がビッシリ・ギッシリの名刺なんて読みたくありませんよね?^ ^;

人に聞いてもらえる。
名刺を読んでもらえる。

そのために、ぜひ30秒のセルフプロモーションを創り上げてください。

(5)信頼されるプロフィール写真

名刺に写真は入れた方がいいですか?
プロに撮ってもらった方がいいですか??

この質問は本当に多いです。

結論から言うと、
プロフィール写真は入れた方がいいです。

そして、できればプロのカメラマンに撮ってもらってください。

 

 なぜ写真を入れるの? 

ズバリ!名刺に信頼性を持たせ、尚且つ捨てられにくくするためです。

名刺は、極端に言ってしまえばただの小さな紙です。
その小さな紙をいかに信用できる営業ツールに変身させるのかがツカミの名刺のカギ。

人はまず視覚から入ります。
つまり、「読む」前に「見る」のです。

そこで威力を発揮するのがプロフィール写真。一目であなた自身を語ってくれますよね。
ビジュアルはそれほど人の印象決定に深く関与します。

 

そして、人は「知り合い」が写っている写真は捨てにくいと感じ、捨てることに罪悪感を持つものです。

交流会で面と向かってご挨拶をし、お話させていただいた人の名刺に、こちらを向いて笑っている写真(しかも写真と目が合う)が載っていたら・・・

ちょっと捨てにくいですよね?^ ^;

 

 どんな写真を選べばいいの? 

綺麗に撮れている写真に越したことはありませんが、「ただキレイなだけ」では意味がありません。

✔︎実物と違う(全く別人に見える)
✔︎ビジネスのイメージと合わない
✔︎視線が合わない(正面を向いていない)

このような写真は、入れても効果が半減します。

むしろ、実物と違ったり、イメージと合わない写真は、
ビジネスに悪影響を与えたりもしますので、注意が必要。

だからこそ、プロカメラマンの腕を借りたいのです。

 

 

 プロカメラマンを選ぶコツ 

プロのカメラマンにも、それぞれ得意とするジャンルがあります。
(風景やモノを撮るのを得意としているカメラマンもいらっしゃいます。)
なので、普段から人物を撮っているカメラマン、プロフィール写真を撮っているカメラマンがいいでしょう。

そして、そのカメラマンとぜひ撮影前に打ち合わせをしてください。
その際、自分がなりたい、撮りたいイメージを具体的に伝えられるとよいでしょう。

例えば、
・雑誌の切り抜きやサイトの画像を用意する。
・着ようと思う服装・アクセサリーの写真の相談をする。
・自分のコンプレックス(笑うのが苦手 など)を伝える。

「自分らしさ」「世界観」を消さないように、表現できるように、ぜひカメラマンと相談してください。

(6)名刺は自分で作れる!さぁ、『パソコン』を用意しよう!

名刺をデザイナーに依頼するのもいいのですが、まずは『自分で創る』ことをオススメしています。

 

 デザインはセンスではなくコツ! 

「名刺は自分で創れます!」そう言うと、

私、センスないので無理です・・・

と言われる方がいますが、名刺のデザインにセンスは不要です!!

必要なのは、お客様に伝わる「内容」とキレイに見せる「コツ」なのです。
コツは、覚えれば誰でも身につけられます。
そして、覚えるための最短ルートは「まねる」ことなのです。

これなら、誰でもできますよね!!

 

 まずは小さな「名刺」から 

名刺は91mm×55mmという、本当に小さな面積なのです。
だから記載できる情報量も少ない。

少ない情報量だからこそ、初めての方でも簡単にデザインできるのです。

しかも!デザインの基本、印刷の基本はサイズが変わってもほぼ一緒。
つまり、名刺のデザインができるようになると、ポストカードやチラシといったサイズが大きいものも作れるようになりますよ^ ^

 

  専用ソフトは不要です 

専用のソフトがなくても、パワーポイントやキーノートで十分創ることができます。
凝ったデザインも、仕事を取る名刺には不要。

あくまで、読みやすく、デザインはシンプルに。それが自分で創るコツなのです!!

自分で創るからこそ、手元にデータが残るのでいつでも簡単に修正ができる。
創る→配る→反応を検証→修正→また配る・・・
このサイクルを早く回すことで、名刺は最強の営業マンに生まれ変わります。

(7)最後の仕上げはプロにお願い!『印刷業者』を利用しよう!

交流会での名刺交換でたまに見かける「自宅プリント」の名刺。
それをもらうと「あぁ〜、もったいないな・・・」と思ってしまいます。

たとえあなたが、どんなに素晴らしい専門家であっても、自宅プリントの名刺では、あなたの価値を正しく伝えることができません。
いえ、「自宅プリント」というだけで、あなたの価値を下げてしまいます!!

理由は、紙質にあります。

一般のプリンターには、使用できる紙の厚さに限界がありますが、厚手の紙をセレクトしても、名刺として使うには薄いのです。

また、切り分けしやすいようにミシン目が入っているもがありますが、それが一層「手作り感」を出してしまうので、どんなに素敵なデザインでも「安っぽく」見えてしまうのです。

たとえ、デザインをプロのデザイナーにお願いしたとしても、それを自宅プリンターでプリントアウトしたら、一気に素人っぽく見えてしまうくらいの破壊力・・・侮ってはいけません!

 

それに、自宅プリントする方はコストパフォーマンスを考えてのことでしょうが、実は印刷会社に依頼する方がお得だったりします。

最近は名刺なら100枚作っても1,000円しません。
印刷会社にデータを送れば、あとは完成品が届くのを待つだけ。
名刺に適した厚紙に、専用の印刷機で印刷された名刺は、素人さんが作ったデータでも見栄え良く仕上がります。

一方で、自宅プリントするとなると・・・
紙代で500円くらい。それとインク代とあなたが名刺の印刷に費やす時間、そして仕上がりの品質を考えると・・・

自宅プリントのメリットはほとんど無いも同然なのです。

名刺はあなたを語る営業マンなので、間違っても安っぽくなってはいけません!
ぜひ印刷会社で作られることをお勧めします!!

 

■知っておくとツカえる印刷の基礎

 店舗を持つ印刷屋に依頼する 

店舗を持っている印刷会社に依頼する場合、コスト的には比較的高めになります。
ですが、スタッフの方が相談に乗ってくれたり、データの不備を印刷前に見つけてくれたり、手書きのレイアウトからデータを起こしてくれたり・・・対面ならではのサービスが期待できます。

「顔が見える人にお願いしたい」そう思う方にはおすすめです。

 webの通販印刷に依頼する 

ここ数年で急成長している業界です。一番のメリットは安く印刷できること。
今は様々な通販印刷会社があり、独自のサービスも展開しているので、情報を集め・比較検討するのもなかなか大変・・・

ただ、共通して言えるのは、基本的には「完全データ」という、そのまま印刷しても問題ない最終データを印刷会社に送り、基本的には印刷会社ではデータの修正は行いません。データに不備があってもそのまま印刷されるか、データ再提出となり、印刷が遅れることになります。

「完全データ」は知識がないと、説明を理解するのもなかなか難しいのでデータづくりが、不慣れな方には難しいのでは・・・?とも思いますが、最近では各社テンプレートを用意したり、マニュアルに力をいれたりと、初心者でも分かりやすく発注できるように尽力しています。