二つ折りが良いってホント?!仕事が取れる名刺のサイズとは?

名刺の一般的なサイズは91mm×55mm。
ですがその他にも、もっと細いモノや正方形。2つ折りのモノ、ジャバラになったモノまで、創意工夫を凝らした名刺も少なくありません。

でも、実際はどのサイズが一番いいのか。
ここでは名刺のサイズについてお話ししていきます。

 

なぜ名刺のサイズは91mm×55mmなのか

これには諸説あります。
現在の日本ではcmやmmが一般的な長さの単位となっていますが、その前は寸や尺が使われていました。
名刺も昔はこの単位が使われていたのです。

名刺の長辺が3寸(約91mm)に対して、もっとも美しい比率「黄金比」から短編55mmが使われるようになった、というのがい一般的な説となっています。

そう、つまり、
名刺はこの規格サイズがもっとも美しい比率と言えるのです。
(なにせ、黄金比ですから!!)

 

名刺サイズを変えるメリット・デメリット

名刺の規格サイズは91mm×55mmではありますが、このサイズでなければダメ!ということは、もちろんありません。名刺のサイズは自由に決められます。

ここで考えなければならないのは、サイズを変えることでのメリット・デメリットですよね。

<サイズを変えるメリット>
✔︎ありきたりでない。珍しい。
✔︎記載情報量を増やせる

<サイズを変えるデメリット>
✔︎扱いずらい。整理しにくい。
✔︎読んでもらえない

名刺は相手に渡して、情報が伝わってナンボのもの。
そう考えると、サイズ変更によるメリット・デメリットがどれだけ情報の伝達に影響するのかは無視することができません。

また、規格サイズ以外の名刺は扱いづらくなるので、名刺交換後に落としてしまったり、名刺入れにはいらなかったりと、相手の手を煩わせることになります。

私は経験上、メリットよりデメリットの方が大きいと考えるので、私の紹介しているツカミの名刺は規格サイズを推奨しています。

 

名刺は「目的」から考える

もし、あなたが名刺のサイズに迷っているなら、まずは名刺の目的から考えることをお勧めします。

なぜ名刺を作るのか?
その名刺で何をしたいのか??

この「目的」の違いで名刺の情報量が変わる。
名刺の情報量が変われば、それを入れるための名刺のサイズも変わる。

という考え方です。

 

<連絡先伝達のための名前カード名刺>

今でも多いのが、名前と連絡先だけが記載されている名刺ですね。私はこれを「名前カード名刺」と呼んでいます。

名前カード名刺はその名の通り、名前と連絡先しか記載されていませんので、名刺が果たせる目的は「連絡先の交換」になります。この場合、名前と連絡先が記載できればいいのですから、紙面のゆとりができ、スタイリッシュな名刺を作りやすくなります。

一方で、相手には連絡先のしか伝わらないので、この名前カード名刺で仕事を取ることは難しいでしょう。

つまり、会社名や個人名で仕事が取れるくらい有名人(有名な会社)でなければ、営業用名刺としては不向きになります。

 

<とにかく全部伝えたい自己主張名刺>

仕事を得たければ、まずはお客様から共感ことが大切。そのために、共感のポイントを多く作っておくこと。だからできるだけたくさんの情報を載せましょう!!名刺を読めば、あなたという人物が分かるように・・・

ちまたの営業用名刺には、この考え方が多く使われています。私はこのような名刺を「自己主張名刺」と読んでいます。

そして、この考え方を採用した名刺の多くが2つ折りまたは、それ以上のページを持つ名刺なのです。

なんたって、資格から、キャリア・プロフィール、出版などの実績まで・・・
すべてを語るためには、規格サイズの表裏だけでは足りませんからね。

そういった意味では、2つ折り名刺は理にかなっていえると言えるかもしれません。

ですが、多くの情報を載せられる代わりに、デメリットもあります。

 

それは・・・

 

読んでもらえない。

 

もともと小さい紙面、小さな文字の名刺。
そこに多くの情報を入れてしまうと、名刺を手にした人はまず「読みにくい!」と感じてしまうのです。

どれだけ情報を入れたとしても、読んでもらわなければ意味がありません。なのに、二つ折り名刺は渡した段階で、相手の「読みたい」という感情をサクッと削ぎ落としてしまうのです。

 

名刺交換に特化したツカミの名刺

ツカミの名刺は規格サイズを推奨しています。なんといっても相手が扱いやすいから。落とされたり、行方不明になる危険性も下がりますからね。

そして、ツカミの名刺のコンセプトは「読みやすく」「伝わるように伝える」
なので、名前カード名刺よりは情報量が多いと思います。ですが、規格サイズの表裏に収まるり、尚且つ読みやすい情報量にこだわっています。
文字が小さいとか、ギッシリ・ビッシリ書いてある・・・ということもありません。

内容は伝わり、見た目もスタイリッシュにまとめています。

そんなツカミの名刺の目的はズバリ、名刺交換から次のアポを取る!

そのために、記載内容を「お客様が知りたいこと」だけに絞り、名刺を渡した相手から「もっと詳しい話を聞かせて欲しい!」と言ってもらえることを目標として創り上げる名刺なのです。

この「お客様が知りたいこと」だけを載せるのがポイント!!
知りたいコトが載っているから、お客様は読んでくれるのです。

<お客様が知りたい4つのポイント>
①あなたは何屋さんですか?
②あなたから得られるものは?
③あなたを選ぶべき理由は?
④詳細はどこで知れますか?

 

答えられましたか?

このポイントを押さえておくだけで、お客様に伝わる名刺やその他の営業用メディアも作ることが可能になりますよ!
ぜひトライしてみてくださいね!!